4月にスタートした“ニュージーランドの高校卒業留学”エバコナの高校準備コースが前期を終了し、9月から後期に入りました。生徒たちは前期の終わりには来年進学を目指す高校をいくつか選んで見学に行きました。エバコナとリンクする高校はワイカト地方、タウランガ地方、ロトルア・タウポ地方、ファカタネ地方と北島の中央部に広く拡散しています。全部で26校ほどあります。
ニュージーランドの教育は文部省が教育内容とレベルを国家試験で統一、管理しているので、どこの学校に行っても教育レベルは変わりません。大都市のマンモス校でも田舎の小さな学校でもレベルは同じで、学閥もありません。そしてそれぞれの地域の特性を生かし、独自のプログラムも提供しています。例えば海の近くの学校ではマリン・アカデミーやサーフィン・アカデミー、酪農地域の学校では酪農コース、音楽や演劇に力を入れて本格的な演劇ホールを持つ学校などもあり、エバコナの生徒たちもそれぞれ来年から何に力を入れて学びたいかを考え、それぞれの選んだ高校訪問では熱心にそうした特徴のある科目を見学していました。
8月中に全員来年の進学先が決まったので、これからのエバコナでの後期の授業では来年の進学に向けて英語力の強化と文部省のNCEAレベル1(高1の国家試験)の単位の取得に益々励んでいきます。みんな頑張れ!
”喜びの発見は生きる力“です。