80歳の留学生を迎えて今、私の学校エヴァでは80歳の生徒さんが勉強しています。
相模原で英語を教えている知人から80歳の留学希望者がいると電話を受けてからおよそ1週間後、三好アツ子さんは一人でかくしゃくとオークランド空港に降り立ちました。迎えに出たのはエヴァのドライバーのキャロルさんです。気配りのあるとてもやさしい人ですが日本語はわかりません。でも三好さんは臆する様子もなくオークランド空港からフィティアンガまでの3時間キャロルと日英会話を楽しみ、また途中でキャロルに車を止めてもらっては好奇心旺盛に写真を撮り続けたそうです。フィティアンに着いて、エヴァで私が出迎えると疲れた様子もなく「長いドライブだったけど、まあ、きれいな所で、来れて幸せです」とのご挨拶。私もまずそのお元気な様子をみてホッとしました。
その日はこれから始まる2週間のコースの説明とフィティアンガの町をご案内してからホームステイにお連れしましたが、その間もカメラを片時も離さず写真を撮り、ホームステイにも明るく溶け込んでいきました。
エヴァでの三好さんのコースは完全な個人プログラムで、毎日午前中の2時間は英語の個人レッスンを受け、午後はエスコートが付いてアクティビティーをするというものです。英語の授業は日本語が話せるジュディ先生とドット先生と二―ル先生が交代であたりましたが、始める前には「集中力が長く続かないまもしれない」といっていらしたにもかかわらず、始めてみると意欲的で、「ああ、楽しかった! 勉強がこんなに楽しいものだと言うことを始めて体験しました」とおっしゃって、何事も心から楽しむいう姿勢には感心するばかりです。続きを読む