明けましておめでとうございます。
Evakona Education のカースです。
皆さん良いお正月とクリスマスを過ごされましたでしょうか?
2020年はコロナのパンデミックという混乱と不安の多い一年でしたが、2021年はどんな一年になるでしょうか?
私は最近何人かの人から2021年は西洋占星術で新しい時代の幕開け「風の時代」に入ったと聞きました。確かに去年パンデミックという幕開けから世界的に大きな変化が起きていていることを感じています。風の時代は個人の意識や行動が大切な時代となり、自分の頭で考え、自分の意思で能動的に行動しなくては成り立たない時代になるそうです。
コロナのパンデミックという出来事から、今まで当たり前であったことが当たり前では無くなり、様々な変化を素早く柔軟に受け入れ、そして臨機応変にクリエイティブに対応するという事が必要とされる時代となりました。このような時代にはやはり「自分」をしっかりと持って生きるという事がますます大切になると思いますが、そもそも「自分」をしっかりと持って生きるという事は大人でもなかなか難しい事なのではないかと思います。
それはつまり「自分の人生の指針/生きる意味」をはっきりと持っているという事で大人でもそれが分からないと感じて悩む人も結構いるのではないかと思います。ではどうやってそれを見出すのでしょうか?私もはっきりとその答えは分かりません。しかし、十代の子供たちと長年接してきて感じるのは以下です。
1. 沢山の人生経験を積む事。「苦労は買ってでもせよ」ということわざの通り、経験程自分自身について教えてくれることはないと思います。ですので、私たちは子供たちと話す時には必ず「大変な経験はあなたにとって本当に良い学びのチャンスだよ」という観点から話しをするようにしています。
2. 自分の好きな事、得意な事を探す。子供たちにも自分は何か好きなのか、何か得意なのかを見つめるように良く話します。自分は「○○ができない」「○○がを直さなければいけない」という事にフォーカスする子供が多いですが、何か好きなのか、何が得意だと思うのかという事を考える事。そしてそれを使って他の人のために自分が何かできるのかという事を考える事が大切なのだと伝えています。
3. 自分の目の前に与えられた事一つ一つに誠意をもって自分なりに精一杯取り組んでみる。これは最近個人的に感じる事ですが、日々生きる中で「隣の芝生は青い」と思える事はよくあると思います。自分の状況に不安や不満を感じて「人生の方向性」を求めて焦ってしまう。でも焦っても余計に見えなくなります。そんな時、私たちは「心を静める」必要があると感じます。心を静めて目の前に与えられたものに誠実に取り組んでみる。すると必ずその先が見えてくると信じています。
私の好きな「風」という言葉の出てくる聖書のみ言葉があります。
「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くのかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである」
(ヨハネによる福音書3章8節)
風の時代を生きるという事は私たちにとって自分自身を見つめなおすチャンスではないでしょうか?自分の生きる指針が見えてきた時、私たちは風のように軽やかに自由に生きられるのかもしれません。
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