1月7日のコロマンデル地方は朝から快晴でした。空気はクールでカラッとさわやか、でも真夏の太陽は朝の9時頃からジリジリと照りだして、サングラスと帽子なしで外を歩き回ると焦げつきそうです。
この日、真冬の名古屋から冬の制服姿で私立高校の30人の生徒がエバコナのテームズキャンパスに到着しました。この30人は2月から15の地元高校に分かれて入学し、1年間、ニュージーランドの高校生活を体験します。この1月はエヴァコナで3週間の高校留学事前英語研修を受けています。
30人がテームズに到着した日、校長の私はスクール犬【ベンジー】と共に生徒たちを出迎えました。バスから降りてきた一行は私について犬がちょこんと待っているのにびっくり。
ベンジーを取り囲んで“ワー、可愛い”“何犬?”“名前は何?”と質問攻めでした。旅の疲れも緊張も一挙に和んだようでした。その日は生徒たちが各ホームステイに引き取られていくまで、ベンジーは生徒たちの間をウロウロとして彼らの好奇心に対応していました。
ベンジーは3歳半の猟犬です。イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル という種類で、ほとんど日本では見られない犬種です。彼は生まれて3か月の時からエバコナのスクール犬として育てられ、毎日学校に通ってきて、私と一緒に教室の見回りもします。不思議なことに犬が苦手な生徒たちもベンジーには慣れて平気になるようです。
労働犬が大活躍するニュージーランドでこの1年間、30人の生徒達もたくさんの利口な犬に会う事でしょう。
また後日、ニュージーランドの犬事情についても少しずつご紹介しますね!
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