フィティアンガからこんにちは!
去る10月8日、私達は人口過密な東京から、ニュージーランドの人口たった2000人の山に囲まれた海辺の町、ここWhitianga(フィティアンガ)に移り住みました。 主人は仕事の都合で東京住まい、これからしばらく私と3人の子供は、こちらの学校で英語を勉強しながら未知の体験をしようというのです。
フィティアンガは実に友好的な町です。町を歩いているとあちらこちらから「ハロー」と声が掛かります。 住み始めて一週間、町を走り回って生活物資を買い揃えているうちに、あっというまにたくさんの友人ができました。
不動産屋のマイケル、親日家の金物屋ウォルター、郵便局に勤めるローラなどは、何かあったとき駆け付けてくれる心強い味方となりました。
さて、到着して2日目、私は3人の子供を連れて学校へ行きました。簡単な入学登録用紙に書き込んで、手続きはすぐに終わりました。 子供達はそれぞれの教室に入って行き、3時に迎えに行くと、3人ともたくさんの友達に囲まれてニコニコと出て来ました。
2週間たった今でも授業は未だによく分からないけれども、ともかく楽しいと3人は言います。
毎朝3人は、お昼のサンドイッチと10時のおやつを持って、ヘルメットをかぶり自転車で通学します。3時に学校がひけると今度は夕方まで近所の子供たちと遊びます。 スケートボード、自転車、かくれんぼなど、ファミコンや塾と無縁の世界です。 6時に夕食を済ますとまた友達が誘いに来て日没の7時半まで遊ぶ日もあります。
すぐ近くでは羊や牛、馬が草をはんでいます。どこの家の庭にも、レモン、グレープフルーツ、オレンジの木があり、今実をたわわにつけています。
ともかく、雄大な自然に囲まれて、ゆったりとした時間の流れの中で、私と子供達は毎日新鮮な発見に驚きながら、恵まれたスタートをきりました。
えり子
コメントを残す