明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年1月のエバコナは日本に帰国できなかった高校準備コースの生徒たちと、すでに高校準備コースを卒業して今は各地の高校で勉強している生徒たちの里帰りで大変賑わっています。1月はまだ高校が夏休み中ということもあり、里帰り組のほとんどはアクティビティーを毎日組み込んだファンコースに参加していて、旧友との再会に盛り上がっています。しかしその彼らも今週末から来週にかけて各地のそれぞれの高校の新学期に合わせて戻り始めます。そして2020年度の高校準備コースの生徒たちも来週にはエバコナのコースを終了して、それぞれが選んだ高校に旅立っていきます。どの子も新しい門出にドキドキ、ワクワクしています。「みんな頑張れ!」、エバコナの本校スタッフはこれからは遠隔で、それぞれの地域カウンセラーを通して生徒たちをサポートしていきます。
そんなわけで2月の初めにはすべての生徒が高校に帰ってしまい、エバコナ本校には生徒たちが全くいなくなります。そこで「2021年のエバコナはどうなるの?」という質問をあちこちからいただいています。
はい、ご存知のように、ニュージーランドはコロナのためにまだ国境を封鎖しており、外国からの留学生がいつ来れるのか、全く見通しがついていません。現在、ニュージーランド国内のコロナ感染は落ち着いていて、2次感染もないのですが、日本を含む諸外国のコロナ拡散は留まるところを知りません。そのためニュージーランド政府は今だにはっきりと国境封鎖解除についての声明を発表していません。
嬉しいことに日本ではすでに何人もの生徒さんが今年のエバコナ高校準備コース参加を希望してくださっているのですが、私たちはしばらく入国できないことを想定して、3月末からはオンラインでとりあえず高校準備コースをスタートする準備をしています。去年のコースでも3月末のニュージーランド全国ロックダウンでコースに来そびれた7人の生徒さんが日本からオンラインで高校準備コースを受講しました。オンラインですから毎週のアクティビティーには参加できませんでしたが、多くの生徒さんがきちっと単位も取れてもうすぐ終了します。日本待機組はアクティビティーに変わって、ブリティッシュ・ヒルズでの1泊旅行も体験しました。
正直なところ2021年のこれからがどうなるのか、今ははっきりと言えない状況ですが、私は必ずや道が開けてくると信じています。過去から積み上げたシステムがここで一度崩れるわけですが、崩された後にはこれまで考えもしなかった新しい良い道が開けるのでしょう。そしてこれまで私たちが構築してきた経験は決して無駄にはならず、生かされていくはずだと思います。2021年は新しい方向性の始まりの年ですね。楽しみです!
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